Say NO Project
2013年11月27日 (水) | 編集 |
ちばわんで家族を募集する犬達の多くは、千葉県の動物愛護センターにいた犬達です。
「動物愛護センター」は急速な勢いで変わってはきているものの、最終的には集められた動物達を殺処分する場所です。
ボランティア団体をはじめ、職員さん達も捨てられた動物達の命を救うべく日々努力をしていますが、ちばわんの「愛護センターレポート」をご覧いただいても分かるように、救っても救っても持ち込まれる犬猫達が後を絶たず、「飼い主がいない」「預かり先がない」という理由だけで、日本中で罪の無い動物が殺処分されているのが現状です。


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一方、先日までうちでお預かりしていたハルちゃん一家は、「ブリーダーレスキュー」のHPにある通り、廃業したブリーダーから直接レスキューしました。
ブリーダーの中には本当に良い犬を作り出そうと努力している方もいらっしゃいますが、多くは犬を金儲けの道具としてしか扱わず、如何に安く子犬を沢山産ませるかしか考えていません。
アメリカでは「パピーミル(子犬工場)」と呼ばれていますが、ペットショップやホームセンターで売られている仔犬達は、こうした非常に不衛生な場所で生産され、格安で販売されています。
当然、犬達の健康状態も悪く、本来なら繁殖すべきではない遺伝病を持つ親犬の血統も考慮せずに子犬を産ませる為、特に純血種には多くの遺伝病が受け継がれます。
それ以上に、仔犬達は親犬や兄弟犬達と暮らす事で多くを学ぶ生後60日間の前に出荷され、1頭でガラスケースの中に入れられて店頭に並ぶので、犬としての社会化ができず、成長してから様々な問題行動を起こします。


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好きで犬を買ったのに、どうしてこんなに犬が捨てられるのか。
そもそも、どうしてこんなに沢山の子犬や仔猫が、コンビニの商品のように日常的に売られているのか。
子犬の生産元となっている親犬達の事を少し考えて欲しいのです。
「ブリーダー 倒産現場」などと検索すれば、日本中でその親犬達の悲惨な状況を目にするはずです。


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動物愛護管理法が改正されても、子犬が売れる限り、悪質なブリーダーは存続し、悲惨な親犬達は増え続けます。
需要があれば供給が増えるのが商売なら、需要をゼロにしてしまえばいい。
店頭の子犬を見て可愛いと思っても、その子犬の生まれた環境や母犬達の状況を知れば、多くの人は買う気を無くすのではないでしょうか。


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それが「Say NO Project」です。
商売として扱われている犬達の現状を知ってもらうこと。
それが動物愛護に繋がります。


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犬や猫を欲しいと思った時、店頭で買う以外にも方法はあります。
動物愛護大国のドイツでは、犬や猫は保護シェルターを訪ねて譲り受けるのが一般的で、店頭での生体販売は禁止されています。
安易に買えなければ、安易に捨てられる動物も減るはずです。


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店頭で子犬や仔猫を買わない事で、その親犬達も救うことが出来ます。
一人でも多くの方に、この活動を知っていただきたいと思います。
詳しくは、「Say NO Project」HP をご覧下さい。
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2013/11/27 22:28 | その他犬関係 | Comment (4) | Top▲
コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
ハルモニアちゃんと同じ犬舎からレスキューされた子の里親になった者です。
7/22の一斉清掃の時に引き出してもらってうちに来ました。ミレルといいます。

5ヶ月経ちました。
今年を振り返るにあたり、この度のレスキューの事を記しておきたくて、また、Say NO Projectの事をもっと知って欲しいと思い、こちらの記事をリンクさせて頂きました。

ハルモニアちゃんのクリスマスのお写真を見て、本当に表情が変わり、幸せそうで私も嬉しくなりました。

うちのミレルもすっかり体もしっかりしてきて、やんちゃ坊です(^_^;)
私達は本当に幸せだと感謝の気持ちでいっぱいです。
2013/12/30(月) 23:57:46 | URL | ♪チェリー #7WSMv.uY[ 編集]
♪チェリーさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

ブリーダーレスキューのいぬ親さんになって下さりありがとうございます。
ミレルちゃんもチェリーさんご家族の元、楽しいクリスマスと新年を過ごしているようですね。
まだいぬ親さん募集中の犬もいますが、取り合えず、あの現場から犬達を全て助けだす事ができて良かったです。
皆様のご協力に感謝しております。

Say No Project のリンクもありがとうございます。
買う人がいるからブリーダーが存続してしまうという悪循環を断ち切ることで、子犬生産機として使われる不幸な繁殖犬達を無くしていきたいと願っています。
一人でも多くの方に現状を知って頂き、子犬を店で買わない事から始めていただければと思います。
どうぞこれからもよろしくお願い致します。
2014/01/01(水) 11:22:17 | URL | おかもと #-[ 編集]
私の周りには保護犬猫を迎えようとして断られて結局ペットショップで購入したという人が少なくありません。
高齢の方が自分の年齢を考えて成犬成猫の譲渡を希望して断られて諦めきれずにペットショップで子犬子猫を購入して本人が死亡もしくは入院して犬猫は殺処分という話も聞きます。
ちばわんさんでも独身者や家族と同居でも高齢者は門前払いしている預かりさん(うち一人は副代表)の割合は年々増えていると募集ページを見ていて実感します。

結婚しないクズや結婚できないクズに大切な保護犬猫を譲渡したくない気持ちは理解できます。
(本人に何かあったときのサポート体制が云々、環境の変化が云々、などの言い訳は聞き飽きました。前者であれば保証人をつけることで解決しますし後者については離婚が原因で捨てられる犬猫が多いことを保護活動者が知らないはずがないので既婚者なら安心だと本気で思っているはずがありませんから)
家族と同居している高齢者まで門前払いは理解に苦しみます。

愛護団体から動物と暮らす資格がないと言われて素直に諦める人などごく少数です。
動物愛護の世界にどっぷり浸かって一般の感覚を忘れた人達がペットショップ反対を訴えたところで「だってあなた達に断られたんだから買うしかないでしょ」と普通の人なら思いますよ。
2014/05/13(火) 00:32:32 | URL | オールドミス #ftr86F3A[ 編集]
オールドミスさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

オールドミスさんの仰る事は、もっともだと思います。
愛護団体から断られて、ペットショップで購入したという話も聞きます。
若い夫婦であっても離婚や病気などでペットを手放す人達もいますしね。
独身者や高齢者であってもきちんとした後見人がいれば犬猫の譲渡は可能です。
ただ、犬にも色々なタイプがいますから、成犬とは言え大人しい小型犬なら大丈夫でも、ハイテンションで運動量の多い中大型犬であれば、やはり高齢者にはお願いできないでしょう。
独身の方をお断りするケースもありますが、独り暮らしの方だと留守番時間が長い事がネックになりやすいです。
これも留守番の得意な犬や運動量が少ない犬であれば、問題なく譲渡できるのですが、逆のタイプは無理でしょうね。

譲渡する際には、何かの規定に従っている訳ではなく、様々な条件や相性を見て決めています。
特に犬の性格や特徴は、預かりボラさんが一番分かっていて、いぬ親さんを決める際に考慮する部分です。
門前払いと感じられてしまったなら、説明が足らなかったのでしょう。
申し訳なく思います。

「Say No Project」の目的は、まずペットショップで売られている犬達の現状を知っていただく事です。
パピーミルでの悲惨な現状や商品として使い捨てされる動物達の命について疑問を持ち、本当に犬や猫が好きなのであれば、それに加担するのを止めて欲しい。 それが、結果的に不幸な犬猫を減らす事になるという事をわかっていただきたいと思います。

愛護団体に断られたからペットショップで買うのは、ペットが欲しい方にとっては当たり前の行為でしょう。
ただ、その子犬を買うことによって、親犬はまた子犬を産まされます。
本当に犬や猫が好きなのであれば、自分の欲求だけでなく、もう少し視野を広げて彼らの現状を見て欲しいと思います。
処分される捨て犬達は、元は「犬好き」な人達が飼っていた犬なのですから。
2014/05/13(火) 09:31:28 | URL | おかもと #-[ 編集]
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