ゾフィーの避妊手術、その後。
2009年09月02日 (水) | 編集 |
前回、抜糸した後、パックリと口が開いて私を驚愕させたゾフィーの手術跡ですが、翌日には傷口もふさがり、今はもうすっかりキレイになっています。

相変わらず、リビングに入るのを我慢し、ダイニングで寝ているゾフィーさん。(↓)
ちょっと傷口を見せてもらいましょう。

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真ん中にチョコチョコとカサブタがある所が手術跡です。 手術の為、お腹の毛を剃ってありますが、生え揃えば傷口も見えなくなります。(↓) 3日前まで赤く腫れて化膿し始めており、抜糸する時に血だらけになったとは思えない回復ぶり。 若いって素晴らしい!


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上の写真をよく見ると、右脇腹の一部がピンク色になっていて、左後ろ足のの内側にも少し皮膚炎があります。 ゾフィーはよく身体のあちこちに皮膚炎を起しますが、これもすぐに治ります。 塗り薬を塗ると、翌日には「あれ、どこだったっけ?」という感じ。 センターから来た時も皮膚炎があったし、トライアルから帰ってきた時も皮膚炎が出ていました。 この時は広範囲に出ていたので飲み薬を使いましたが、それが治って避妊手術をし、帰って着たらまた皮膚炎が出ている。 もしかしたらストレスが関係しているのかも知れないし、センターから来た時、極度の栄養不良だった影響が、まだ残っているのかも知れません。 まぁ、すぐに治るからいいんだけど。


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↑ 今はもうエリザベスカラーは付けていませんが、折角なのでパラボラ犬になった姿も。


「ちばわん」では保護犬の避妊・去勢手術を徹底させています。 それは、保護犬であるからこそ、「これ以上不幸な犬を増やさないため」という目的もありますが、犬達の健康を守るという大きな理由があります。


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↑ ゾフィーは結局、2日間だけパラボラ犬になりました。


避妊手術にもやり方は色々あるようですが、私はいつも病院の先生に「卵巣と子宮を全部取って下さい。」とお願いします。 どちらか一つを取るだけでも妊娠は出来なくなりますが、臓器が残っている以上、病気が発症する可能性がゼロではありません。 臓器がなければ、もう一生その臓器の病気は起こり得ないのですから、病気のリスクを回避できます。 また、「ちばわん」では生後6ヶ月までに避妊・去勢手術を行うようにしていますが、これは初回発情前に避妊手術をすれば、メス犬の乳腺腫瘍の発症率がほぼ100%(0.05%以下)になるのも理由の一つです。(1回目の発情後では、発症率が8%、3回目以降は26%になるという報告があります。) 獣医さんの中には、「1度発情が来てから手術した方がよい」という方もいらっしゃるようです。 何かしら理由があるかも知れませんが、どうせ手術をするなら、最大限にそのメリットを活かしたいですよね。


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実際に、子宮蓄膿症や卵巣腫瘍、乳腺腫瘍といった病気は犬にとても多く、私の周りでも良く聞きます。 昨日も近所の12歳のメス犬が、近々、乳腺腫瘍の手術をすると聞きました。 高齢になってからの全身麻酔のリスクに加え、乳腺腫瘍の手術は傷も大きく、成功しても回復するのが大変です。 心の中では、『無理なんじゃない?!』と思いましたが、飼い主さんの心中を察すれば声に出すこともできません。 ゾフィーを始め、「ちばわん」を卒業した殆どの子犬達が、この病気に悩まされずに済むことに胸を撫で下ろします。


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巷では、ペットの去勢・避妊手術に対し、消極的な方がまだまだ多いようです。 私自身、柴丸を飼い始めた時は、オカマ犬になるのが嫌だったので去勢はしないつもりでした。 実際には、近所のメス犬にヒートがきて、柴丸にもサカリがついて遠吠えをしたり、エサも食べずにメス犬に会いに脱走したりして手に負えなかった為、即刻、去勢しました。 オス犬を去勢すると、男性ホルモンが減り、攻撃性が抑制されるといいます。 本来、他の犬に対し攻撃的な柴犬のオスがいるのに預かりが出来るのも、去勢手術のお蔭かも知れません。 また、高齢のオス犬の多くに発症する前立腺肥大も、去勢手術によって予防できます。 私も前立腺肥大に苦しむ犬を見たことがありますが、柴丸があんな姿にならずに済むなら、オカマ犬になる位、屁でもありません。


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避妊・去勢手術は、『健康な身体にメスを入れる』という点に執着しがちですが、健康な身体だからこそ手術のダメージも少なく、回復も早い。 『病気のリスクを減らす』『愛犬の健康を守る』という面から、避妊去勢手術を考えてみて下さい。 後々、後悔しない為にも、元気で若い内に避妊・去勢手術をする事をお勧めします。

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2009/09/02 22:01 | 預かり犬26 | Comment (2) | Top▲
コメント
この記事へのコメント
おはようございます。。

よおく考えると(考えなくても 笑)
おかもとママは…すごいことに…1回の去勢手術と26回の避妊手術に立ち会ってきたわけわけですね。

いち飼い主であると、バティがそうだったように体は自然のままにと考えがちですが、リスクを背負わせるくらいなら早く手術に踏み切ったほうがいいんですね。
今度、お散歩で手術してないワンコがいたら、えらそうに話そうっと(笑)

ゾフィーちゃんのカラーは、ウーピーがモデルになっていた赤い布製カラーじゃなかったんですか?
それにしてもゾフィーちゃん、シェパードのような威厳がでてきたような…かしこそう!
柴丸くんがぼやいていたように、1年位いてもいいというママのお気持ちわかる気がします。

ウーピーをお友達がブログにupしてくれました。
見ず知らずの方から「お誕生日おめでとう」のコメントをいただき、母はウルウルです。
もしよろしければ、
http://yaplog.jp/atom419/archive/1002#ct

2009/09/03(木) 10:04:43 | URL | ウーピーママ #-[ 編集]
ウーピーママさん、こんにちは。

ゾフィーもウーピーちゃんが着けていた赤いカラーを使っていたのですが、ゾフィーは身体が長く、傷口に舌が届いてしまったようで・・・(゚ロ゚)。
結局、そのせいで傷口が腫れてしまい、抜糸する羽目になったのでした。(^_^;)
プラスチックのエリザベスカラーは、着けると犬も凹んでしまうし、動く度にアチコチにガツガツとぶつかるので、余り使いたくなかったのですが、仏心が仇となったような・・・。

ウーピーちゃん、お誕生日おめでとうございます。 皆さんに祝ってもらって、幸せですね。
ゾフィーもウーピーちゃんのように幸せになれますように。
2009/09/04(金) 23:00:09 | URL | おかもと #-[ 編集]
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