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 猫パルボ
2018年08月03日 (金) | 編集 |
先日、ツイッターで「都内の猫カフェでパルボ発生」との情報が流れ、ブランも猫カフェのハシゴ(同日内に他の猫カフェからのご来店)をお断りさせていただく緊急措置をとらせていただきました。 発生元は立川市にある「猫カフェモカ」で、その時は従業員からの内部告発で公式な発表はなかった為、真偽の程は分かりませんでしたが、公式に「パルボ発生」との発表があり、全国で12店舗あるらしい猫カフェモカの関東全店は臨時休業となっているようです。

以前から猫カフェのハシゴを禁止項目としていた猫カフェはありました。 猫カフェは不特定多数の人が出入りする場所ですから、人間がウィルスの運び屋となるリスクは常にあります。 環境の違う場所にいる多数の猫達に触れた人間であれば、更にウィルスを媒介しするリスクが高まる事は当然ですが、猫を飼育している人もいれば野良猫を触る人もいます。 そもそも質問したところで「他の猫カフェは行っていません」と言われればそれを信じるしかなく、裏を取れないなら禁止するだけ無駄と思ったので特に禁止事項にはしていませんでした。 猫部屋に入場する際には手洗い消毒をお願いしているし、ブランの猫達はワクチン済みだし、常識的に考えれば猫カフェは猫の健康管理をしている訳だから、持ち込まれてもせいぜい猫風邪位だろうと思っていた訳です。ところが今回は発生したのがパルボウィルスで、しかもそれをお客様はおろか誰にも公表せず営業を続けていたようですし、立川であればブランにもハシゴができる圏内であった為、「ハシゴ禁止」を通告した次第です。

猫パルボは感染力が強く、致死率の高い病気ですが、ワクチンを打っていれば発症しないか、発症しても軽度で済みます。 ブランの猫達は全頭ワクチン済みで抗体の安定した成猫しかこない為、多分、パルボウィルスが持ち込まれたとしても猫がバタバタ死ぬような状況にはならないと思います。 では何か問題かと言えば、パルボウィルスが持ち込まれたと分かった際の滅菌が大変なのです。 水洗いして消毒液をスプレーする位では到底滅菌できず、汚染物はビルコン液(パルボに効く消毒液)に10分以上漬けるのが基本だと思います。 仮にうちの店であれば、布製品は全てビニールに入れて廃棄処分なので、猫ベッドを始め、カーテン、カーペット、ソファー、また消毒液が使えない紙類(本、雑誌)も全て廃棄。 キャットウォークも無垢材なので外して廃棄。 キャットタワーも当然、廃棄。 金属やプラスチックはビルコン液に漬ければ滅菌できますが、ケージはバラしても大きいので漬けこめる容器やビニールがあるか微妙。 家具や床、壁、天井はビルコンでビシャビシャにして放置。 エアコンは業者さんに頼んでもどこまで滅菌できるか不安。 清掃に入った人間の服や靴も廃棄だから業者さんは防護服を着てもらうしかない。 猫を車で病院に連れていくなら出来るだけ車内をビニールシートで被い、使用後は車内にビルコンを噴霧。 (ついでに書くとネコカフェモカのスタッフが具合の悪い猫を自宅に連れ帰ったとの情報がありますが、ウィルスに汚染されている猫を移動させれば移動先も汚染されます。このスタッフの自宅自体が汚染ヶ所となっているので、このスタッフが移動する先々が汚染されます。)
と、まぁちょっとしたバイオハザードレベルです。 それでも完全に滅菌できた証明はできないし、パルボウィルスは数年間生き続けますから、廃業した方がよほど早くて簡単。 猫を扱う職種でなければ、ウィルスがいても関係ありませんからね。

今回のネコカフェモカの対応で心配なのは、お客様がウィルスを持ち帰ってしまっている事。 お客様の中には家にワクチンを打っていない猫や子猫がいる方がいらっしゃるかも知れませんし、お友達の家や他の猫カフェなど、訪れる先々で知らず知らずウィルスをばら撒くことになります。 7月中にネコカフェモカに行かれた方は、パルボウィルスで汚染されている可能性があります。 服は着替えてもバッグや靴、店内に持ち込んだ携帯やアクセサリー、腕時計など、ウィルスはあらゆる場所に付着しています。 猫の健康を考えていただけるのであれば、猫カフェや猫のいるお宅への訪問は自粛して頂いた方が賢明です。 感染や被害が拡大しないよう、ご協力をお願い致します。

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2018/08/03 20:05 | カフェブラン | Comment (2) | Top▲
 凪ちゃんお届け&プリシラのねこ親さん決定報告
2018年08月03日 (金) | 編集 |
暑いというだけで人は死にたくなるのだと初めて知った2018夏。 昨夜は夜中も蝉時雨で、いよいよ虫達も壊れてきたようです。
暑くても世界は回っていて、温度が下がらなくても明けない夜はないので、ゾンビのように惰性で動いているおかもとです。


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昨日は凪ちゃんのお届けでした。 キャリーに入れる時にしくじりまして、これって1回で入れないと警戒するので面倒な事になるのです。 まず捕まらなくなるし、死にもの狂いで暴れる。 お届けの時間は迫ってくるし、暑いし、洗濯ネットに入れて漸くキャリーに入るかと思いきや、洗濯ネットに入ったまま走るは跳ぶわの大騒ぎ。 何とかキャリーに詰め込んで、何で手が濡れてるのかと思ったらオシッコを撒き散らしていて、もう嵐のような旅立ちでございましたよ。


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(↑) 同期で仲良しのサンちゃんと。


何とか到着し、部屋に放すと座椅子の裏などに隠れつつも、説明が終わる頃には部屋を探索して少し余裕が出てきました。 ブランに来た時は2日位引きこもっていたので、猫のいない場所ならもう少し早く馴れそうです。 名前は「うずら」という可愛い名前になりました。


凪お届け


卒業前は随分やんちゃになっていたので、無事に正式譲渡になることをお祈りしてま~す。

そして、プリシラも新しい家族が決まりました。


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通常、ブランにいる猫達はちばわんのHPに募集広告を出すと共に「いつでも里親募集中」や「ペットのおうち」など、里親募集の掲示板に広告出しますが、凪もプリシラも出していませんでした。 凪は募集広告を出す間もなく申込みがきたからですが、プリシラはこのルックスですから募集が殺到したら嫌だなぁと思ったからです。


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猫は犬以上にルックスが重視されますし、長毛というだけで短毛とは全く反応が違うし、まして純血種っぽい猫はなかなか里親募集に出てこないからすぐに応募がきます。 その上、プリシラは性格もおっとりした甘えん坊で、多頭でも問題なく暮らせる優等生。
ブランのHPには出していたので、それを見てプリシラに会いにいらした方やプリシラを希望された方も何名かいらっしゃいしたが、何をされても我慢しちゃうから静かに過ごせるご家族が望ましいし、本当は甘えたいのに他の猫に遠慮しちゃうから1頭飼いで愛情を独り占めして欲しいなぁと思っていたので、なかなかご縁が繋がりませんでした。 漸く、1頭飼いでのんびりした大人だけのご家族からご希望があり、お留守番もなく、プリシラには理想のおうちだと思われたのでねこ親さんをお願いする事にしました。 お届け日は、これから調整します。


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「里親を決める基準は何ですか?」と聞かれる事があります。 ちばわんでは「年齢」とか「独り暮らし不可」だとか、はっきりした決まりはありません。 だから条件が合えば、高齢者でも独り暮らしでも、小さいお子さんがいるご家庭でも譲渡しています。 私は希望者さんのライフスタイルと希望されている猫の性格とのマッチングが一番重要だと思っています。 多頭飼いに向く子、1人っ子が良い子、賑やかな家庭がいい子、静かに暮らしたい子・・・猫にもそれぞれ性格があり、仮に飼育条件に問題はなくても、猫達の性格に合わない場合はお断りしたり、そのご家庭に合う性格の猫をお勧めしたりします。 猫はそもそも外見重視だし、「保護猫なんだから希望されたらさっさと譲渡しろ」と思われるかも知れませんが、卒業した猫達が最後まで愛情いっぱいに暮らせるのはもちろん、無理なく安心して暮らせる家族を選んであげるのが私の役目だと思っています。 ブランの猫達は私が手塩にかけて育てている秘蔵っ子ばかり。 エリートクラスの保護猫だと思って、どうぞご容赦下さい。



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2018/08/03 17:14 | カフェブラン | Comment (2) | Top▲