迷子犬の捜索と捕獲の方法
2015年07月12日 (日) | 編集 |
今は犬の逸走が増える時期です。 夏場は外出する機会が多いので出先で逃げる事もあれば、窓を開けていて犬が家の中から逃げ出す事も多いです。 また、怖がりの犬は雷や花火に驚いてパニックになり、逃げてしまう事もよくあります。 ちばわんの卒業犬でも迷子が頻発しています。 お近くの方は、気にしていただければ幸いです。

ちばわん 迷子情報

多くの方がブログやSNSで迷子にしない方法や注意事項を発信していらっしゃいます。 かけがえのない家族が居なくなってしまった時の衝撃や悲しみ、そしてその捜索には多大な労力と費用を必要とします。 犬猫を飼っていらっしゃる方は、是非、参考になさって下さい。

私も何度か迷子犬の捜索と捕獲をお手伝いした事があります。 ちばわん関係者の方は既にご存知だと思いますが、「実際に逃げた時にどうしたら良いか分からない」という方は、事前情報として知っておくと良いかも知れません。 今回は、犬の捜索方法をご紹介します。 長くなりますが、実際の捜索と捕獲は想像以上に大変な物だとご理解下さい。

まず大事なのは、初動捜索です。 犬の捜索は時間との勝負。 時間の経過と共に保護できる確率は下がります。 「明日になれば自分で帰ってくるかも~・・」等と、のんびりしていてはいけません。 長年飼っている犬ならば自力で帰ってくる事もありますが、その間に交通事故などで死亡する可能性もあります。 兎に角、一刻も早く捜索を開始します。

捜索には人の目が必要です。 一人で歩き回って、偶然、遭遇する率は低いです。(馴れている犬ならば、いつもの散歩コースや犬が好きな場所へ行ってみましょう。) 特にパニックになって走り出した犬は、どこへ行くか分かりません。 こうした場合は、チラシを配ります。 

e3fd4d732e9a91e0490da1d95c6f51ba.jpg


上の写真は、現在、迷子捜索中の犬のチラシです。 ちばわんの場合は、迷子が出るとこうしたチラシやポスターを作る担当の方に連絡が行きます。 犬を逃がした本人は、なかなか落ち着いてチラシ等を作っている余裕がないと思いますので、友人や家族にチラシを作ってもらいましょう。 チラシは、「分かりやすい写真と犬の特徴」「飼い主の連絡先と名前」「逃げた日付と場所」が必要です。

チラシが出来たら、出来るだけ多くの場所に貼ったり、ポスティングしたりしたりして、近所の人に知ってもらいましょう。 犬の居場所を見つけるには、目撃情報しかありません。 一人でも多くの人の目で探してもらうしかないのです。 (本来、電柱などにチラシやポスターを貼るには許可が必要です。 やむを得ずはらしてもらった場合は、後できちんと撤去しましょう。)
動物愛護センターや交番、動物病院などにも連絡してチラシを渡します。 交番や愛護センターは、横のつながりが弱く、市や区をまたいでしまうと迷子犬の情報は伝わりません。 犬はどこまで移動するか分かりませんので、近隣の市や区にも個々に連絡しておきましょう。

この辺りの作業(1~2日)で保護できればラッキーです。 保護できない場合、犬は時間の経過と共に移動する範囲が広がりますので、捜索範囲も広げなければなりません。 ポスターを貼ったり、チラシを配ったりする範囲を広げますが、労力も大変な事になりますので、新聞の折り込みを使うのもお勧めです。 折り込みを入れる地域は、自分で指定できます。 広範囲で捜索を行う場合は、チラシやポスターを貼った場所や店、折り込みをいれた地域などが分かるように地図に記入しておきます。(撤去する際にも必要になります。)

捜索の頼りは目撃情報です。 寄せられた目撃情報を地図に記載して、現場に向かいます。 目撃された地域に重点的にチラシやポスターを貼りましょう。 情報が多い程、犬の居場所が特定できます。 時間の経過と共に、どの方面に移動しているかも分かります。 先回りしてチラシを配っておくのも良い方法です。 ここで注意しないといけないのは、その目撃情報が本当に「自分がさがしている犬か」という事です。 犬の捜索をしていると、「世の中にこんなに迷子犬がいるのか?」と思う程、違う犬の目撃情報が入ってきます。 似たような犬の場合もあれば、似ても似つかない犬だったりする事もありますが、善意で連絡して下さった方々です。 感謝して、自分で情報は整理しましょう。

そもそも、人馴れしていたり、呼び戻しの効く犬であれば、この時点で誰かが保護してくれているはずです。 怖がりだったり、人の姿を見ると逃げるような犬で、飼い主が呼んでも自分から寄ってこない犬だと保護は難しく、事実上の「捕獲」が必要となります。 日数が経過すれば犬も何かを食べなくては生きていけません。 よく犬が現れるのは、猫のエサ場です。 犬がエサを食べにくる場所や寝場所が特定できれば、「捜索」から「捕獲」へとコマを進めます。 焦ってエサ場や寝場所に大勢で乗り込むような事は、絶対にやってはいけません。 遠くから犬に見つからないように見張り、「本当に自分の犬か。」「毎日、来るか。」「何時にくるか。」を確認します。 他人の敷地である場合は、家主さんに捕獲の協力をお願いします。

人を見ると逃げるような犬の場合は、野生動物を捕まえるのと同じですので捕獲器を使用します。 捕獲器は、保健所などで借りる事ができます。 捕獲器は、どこにでも勝手に設置して良い物ではありませんので、保健所に相談します。(個人の敷地の場合は、家主さんにお願いします。) 捕獲器を設置したら、中にエサを置きます。 通常、中に動物が入るとふたが閉まる仕組みですが、最初は捕獲器に慣らすため、ふたが閉まらないように細工し、犬が警戒せずに捕獲器の中のエサを食べるようになるまで数日おきます。 

犬が捕獲器に慣れたら、いよいよ捕獲です。 細工をといて、ふたが閉まるように仕掛けます。 犬が入って捕獲できれば、愛犬と涙のご対面ですが、犬は捕獲器の中でパニック状態です。 焦って再び逃がさないよう、気を付けて安全な場所に移動しましょう。 何かしらの理由で捕獲に失敗した場合、犬が捕獲器を警戒するようになり、再び捕獲器で捕まえるのが難しくなります。 折角、特定できたエサ場や寝場所を移動してしまうケースもあり、こうなると捜索はふりだしに戻ります。 捕獲は失敗のないよう、焦らずに万全の態勢で臨みましょう。

犬が保護できたら、二度と逃がさないようにするのはもちろんですが、病院へ連れていって一通り検査をしてもらいましょう。 放浪生活でノミダニや寄生虫がついていますし、怪我をしている場合もあります。 何故か太っていたり、運動量が増えて筋骨隆々になっている犬もいます。 外の生活に楽しみを覚えてしまった犬は、機があればまた逃げ出そうとしますので、一層の注意が必要です。

最後に、貼ったチラシやポスターはきちんと回収しましょう。 届け出た場所やお店なども、お礼を言って回収します。 皆さん、気にかけて下さっていたので、「保護できたの? 良かったね。」と喜んでくれます。 最近では、SNSなどでも迷子捜索の記事が発信されますが、保護できた後もずっと掲載されたままになっている場合があります。 電話番号などの個人情報も載っていますので、掲載して下さった方も忘れずに記事の取り下げにご協力をお願いします。

下記にも「迷子犬の探し方」が載っています。 こんな情報が必要とならない事をお祈りしますが、迷子にしてしまった時は、速やかに探してあげて下さい。 

迷子犬の探し方


[READ MORE...]
スポンサーサイト

命を繋ぐ赤い糸を結ぶため、1クリックにご協力をお願いします。→ 

2015/07/12 16:26 | その他犬関係 | Comment (0) | Top▲
 Say NO Project
2013年11月27日 (水) | 編集 |
ちばわんで家族を募集する犬達の多くは、千葉県の動物愛護センターにいた犬達です。
「動物愛護センター」は急速な勢いで変わってはきているものの、最終的には集められた動物達を殺処分する場所です。
ボランティア団体をはじめ、職員さん達も捨てられた動物達の命を救うべく日々努力をしていますが、ちばわんの「愛護センターレポート」をご覧いただいても分かるように、救っても救っても持ち込まれる犬猫達が後を絶たず、「飼い主がいない」「預かり先がない」という理由だけで、日本中で罪の無い動物が殺処分されているのが現状です。


IMGP1235.jpg


一方、先日までうちでお預かりしていたハルちゃん一家は、「ブリーダーレスキュー」のHPにある通り、廃業したブリーダーから直接レスキューしました。
ブリーダーの中には本当に良い犬を作り出そうと努力している方もいらっしゃいますが、多くは犬を金儲けの道具としてしか扱わず、如何に安く子犬を沢山産ませるかしか考えていません。
アメリカでは「パピーミル(子犬工場)」と呼ばれていますが、ペットショップやホームセンターで売られている仔犬達は、こうした非常に不衛生な場所で生産され、格安で販売されています。
当然、犬達の健康状態も悪く、本来なら繁殖すべきではない遺伝病を持つ親犬の血統も考慮せずに子犬を産ませる為、特に純血種には多くの遺伝病が受け継がれます。
それ以上に、仔犬達は親犬や兄弟犬達と暮らす事で多くを学ぶ生後60日間の前に出荷され、1頭でガラスケースの中に入れられて店頭に並ぶので、犬としての社会化ができず、成長してから様々な問題行動を起こします。


IMGP1317.jpg


好きで犬を買ったのに、どうしてこんなに犬が捨てられるのか。
そもそも、どうしてこんなに沢山の子犬や仔猫が、コンビニの商品のように日常的に売られているのか。
子犬の生産元となっている親犬達の事を少し考えて欲しいのです。
「ブリーダー 倒産現場」などと検索すれば、日本中でその親犬達の悲惨な状況を目にするはずです。


20130711_21980.jpg


動物愛護管理法が改正されても、子犬が売れる限り、悪質なブリーダーは存続し、悲惨な親犬達は増え続けます。
需要があれば供給が増えるのが商売なら、需要をゼロにしてしまえばいい。
店頭の子犬を見て可愛いと思っても、その子犬の生まれた環境や母犬達の状況を知れば、多くの人は買う気を無くすのではないでしょうか。


banner07.jpg


それが「Say NO Project」です。
商売として扱われている犬達の現状を知ってもらうこと。
それが動物愛護に繋がります。


banner03.jpg


犬や猫を欲しいと思った時、店頭で買う以外にも方法はあります。
動物愛護大国のドイツでは、犬や猫は保護シェルターを訪ねて譲り受けるのが一般的で、店頭での生体販売は禁止されています。
安易に買えなければ、安易に捨てられる動物も減るはずです。


IMGP1460.jpg


店頭で子犬や仔猫を買わない事で、その親犬達も救うことが出来ます。
一人でも多くの方に、この活動を知っていただきたいと思います。
詳しくは、「Say NO Project」HP をご覧下さい。


命を繋ぐ赤い糸を結ぶため、1クリックにご協力をお願いします。→ 

2013/11/27 22:28 | その他犬関係 | Comment (4) | Top▲
 「犬部」
2011年03月07日 (月) | 編集 |
最近、読んだ本をご紹介。


IMGP8014.jpg

↑ 「北里大学獣医学部 犬部」


北里大学の青森キャンパスに実在する「犬部(現・北里しっぽの会)」の話です。
犬部の活動は、「ちばわん」のような動物愛護団体とほぼ同じで、行き場のない犬猫を保護し、新しい飼い主探しをする事。
部員である学生達は、自分のアパートで保護犬や保護猫、或いは保護ウサギなどの動物達を預かり、ケアしながら新しい飼い主さんを見つけます。
この本には、部員達の体験が筆者の「片野ゆか」さんによって分かりやすく綴られていますが、その体験や思いは、私を含め、「一時預かりボランティア」をしている人間の思いと共通しています。
でも、実家を離れ、青森で一人暮らしをしながら大学の勉強と獣医の国家試験勉強に追われる中、保護動物の世話をする犬部の学生達は、私とは比べ物にならない程、多忙で過酷な生活である事は間違いありません。


IMGP8027.jpg


千葉でも神奈川でも青森でも、捨てられた犬は同じように「鈍く光るビー玉のような眼」をして、「部屋の隅でひたすら丸くなっている」だけ。
話しかけても、背中を撫でても「無表情」。
人間に可愛がられたこともなく、リードを付けても足が絡まって散歩が出来ない。
そんな保護犬に「優しい人間もいる」「散歩は楽しい」と分かって貰いたいと、日々献身的に世話をする学生達。
病気になっても犬の世話をし、犬がいるから帰省も出来ず、一年中、動物達の世話をするのは、保護した犬が心を開き、自分になつき、卒業して幸せになった時の充足感と満足感が忘れられないから。


IMGP8026.jpg


そうした学生の中にも、
「自分の愛犬にストレスを与えてまで保護犬を預かる自分は正しいのか?」
「粗相をされて部屋が汚れるのに耐えられない自分は、犬部にいる資格がないのか?」
「自分の生活を犠牲にしなければ、動物愛護は出来ないのか?」
「動物愛護って、何なんだ?」
と、様々な悩みや問題が浮上します。


IMGP8018.jpg


後を絶たない犬や猫の引取り依頼の電話。
一生懸命説明して、やっと分かって貰えたと満足していたら、別れた直後に犬を保健所に持込んでいた事実。
「動物と物の区別もつかない人間」に怒りを覚えながら、それでも動物達を救う為に走り回る部員達。
とても読みやすい本ですので、中学生位から読めると思います。
機会がありましたら、ご覧になってみて下さい。



命を繋ぐ赤い糸を結ぶため、1クリックにご協力をお願いします。→ 

2011/03/07 15:12 | その他犬関係 | Comment (2) | Top▲
 「耳先カット」と「TNR」と「どうぶつ基金」
2010年12月18日 (土) | 編集 |
かれこれ4ヶ月程前の事ですが、「どうぶつ基金」という団体で「ねこ不妊手術無料キャンペーン」の募集がありました。
これは、日本郵便の「動物愛護週間60周年記念切手」の売上から寄付された助成金で、野良猫や地域猫の不妊手術の無料クーポン券を抽選で与えるというもの。
実は私も当選し、クーポンを1匹分いただいておりました。
近所の神社に集まる猫の不妊手術をしたいと、相談を受けていたからです。


7f18692af438a67e127b203437356867-300x300.jpg

↑ 耳先カット猫 はっちゃん。


神社の猫達は、毎日エサを食べにくるものの、なかなか捕まえる事は出来ず、先日、知人に捕獲機を借りて漸く捕まえました。
そして、当選したクーポン券を使い、無事、不妊手術を終え、エサやりさんも一安心。


a4f502ffad373b0bb767bd59e995b430-217x300.jpg


ところで、このクーポン券には条件がありました。
それは、「手術をした時に耳先をカットする」というもの。
それが、「この猫は不妊手術が終わっている」という事と「地域で世話をしている人がいる」という証になるのです・・・が、多分まだこの「耳先カット」の意味は一般的に知られていない気がする。


IMGP7724.jpg


「どうぶつ基金」では、「耳先カット」と同時に「TNR」の普及に努めています。
「TNR」とは、「Trap(捕まえて)」「Neuter(不妊手術し)」「Return(戻す)」の略です。
世界では、TNRが野良猫問題を解決する方法として効果をあげているそうです。


TNRロゴ


野良猫にエサを与える人は多いですが、なかなか不妊手術まで行ってくれる人はいません。
近くまで寄ってきても、手を出すと逃げる猫が多いので捕獲も大変。
その上、不妊手術はお金が掛かり、経済的にも負担。
シーズン毎に出産し、いつの間にか数が増え、苦情が来て保健所の世話になり、最終的にはガス室で処分されてしまいます。
生かしたいのか、殺したいのか、自称「動物好き」な人間の軽率な行いで、生まれる傍から殺される子猫達が後を絶ちません。


IMGP7727.jpg


飼い猫でもなく野生でもない「野良猫」と、人間が共生できる「地域猫」という関係を築き、お互いが幸せに暮せる方法として、この「TNR」が効果をあげる事を願っています。
そして、周りの人間の理解と命に対する責任が芽生える事を。

そもそも私がこの「どうぶつ基金」を知った経緯ですが、4月から行われていた「命つないだワンニャン写真コンテスト」に応募したのがきっかけでした。
9月に結果発表が行われ、応募した作品は「命つないだワンコ部門」の佳作に選ばれました。
モデルは、我が家の元預かり犬「凛」(現・レイナちゃん)です。(↓)


Img214_dog_big.jpg


記念品としていただいた「耳先カット猫のお話」という本は、「ちばわん」に寄付して八王子いぬ親会で貸し出しされています。
また、写真コンテストの受賞作品は、現在、私が猫の不妊手術をしてもらった明和動物愛護病院内の「Good Friends Cafe」に展示されています。
他にも展示作品は、全国各所を回っておりますので、機会がありましたら是非ご覧下さい。


命を繋ぐ赤い糸を結ぶため、1クリックにご協力をお願いします。→ 

2010/12/18 23:38 | その他犬関係 | Comment (2) | Top▲
 富士丸くんを偲んで
2009年10月30日 (金) | 編集 |
もう既に御存知の方も多いと思いますが、10月1日に人気ブログ「富士丸な日々」の富士丸くんが急逝してしまいました。(ToT)
「富士丸な日々」は私が一番好きなブログで、毎日楽しみに読んでいました。 だから、何日か記事がアップされなかった後、突然、「富士丸が亡くなってしまいました。」と読んだ時には、もう愕然として信じられなかった。 会った事もない犬なのに、自分でもなんでこんなにショックなのかと思うほど動揺しました。
悲しくて、信じたくなくて、今まで、自分のブログにも富士丸くんの記事を書く事が出来ませんでした。
(写真は、「L-Cruise」からお借りしました。)


thumb_500_fuji_091020_05_px500.jpg


犬ブログは色々見ていますが、「ちばわん」の手伝いをしている関係もあり、愛護センターや保護犬関係のブログが多いです。 それらは目をそむけてはいけない現実だけれど、楽しい話題ばかりではなく、時としてとても凹む。
そんな中、「富士丸な日々」はいつも穏やかで、ライターの穴澤さんの力の抜けた文章が、ホッとさせてくれたり、クスッと笑わせてくれたり、「犬と暮すっていいな。」「幸せな犬っていいな。」と思わせてくれて、安心して読める心のオアシスでした。


fuji090930_31_px240.jpg


多分、私が一番好感を持ったのは、富士丸と飼い主の穴澤さんとの距離感だと思います。
男同士のせいか、家族やペットと言うより、同居人とか相棒とか、そんな感じがしていました。
ベタベタしずぎず、でもお互いに絆は強く、隠しても溢れる愛情が微笑ましい。
だから、いつか別れると知っていても、まだ何年も先だと思っていた日が突然やってきて、昨日と同じ日常に終止符が打たれた事が、とても辛かった。
数時間前まで元気だった犬が、帰宅したらひっそりと冷たくなっていた現実を自分の身に置き換えると、胸が押し潰されそうでした。


thumb_500_fuji_091020_25_px500.jpg


「富士丸探検隊」を連載していた「L-Cruise」には、3680件もの富士丸くんにおくるメッセージが寄せられました。(その内の1件は私です。) そして、穴澤さんからも富士丸くんにおくる言葉には、今までブログでは語られなかった穴澤さんの富士丸への想いが語られています。
現在は、「続・富士丸探検隊」として、映画「犬と猫と人間と」の監督である飯田基晴さんと穴沢さんの対談も掲載されています。
映画と共に、お二人の気持ちが分かりやすく伝わってくる対談です。


20090808_504031.jpg


どんな犬も、どんな猫も、富士丸くんのように沢山の人を幸せにする力を持っています。
それは人間から与えられた愛情のリフレクションだと思う。
だから、どうか愛されずに殺される命がなくなりますように。

沢山の人に愛された富士丸くんのご冥福をお祈りします。

命を繋ぐ赤い糸を結ぶため、1クリックにご協力をお願いします。→ 

2009/10/30 00:03 | その他犬関係 | Comment (4) | Top▲